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2024年4月 8日 (月)

阿佐ヶ谷から都立家政

浅草橋から中央・総武緩行線に乗車し、御茶ノ水で座席に座る。『さて、どこで降りようか?』 新宿過ぎるとチョイト車内は空いてきた。 東中野で多くの学生が下車し、中野を過ぎたらガラガラ。 このまま乗ってると終点の三鷹まで行くことになる、どこかで降りなくては! 阿佐ヶ谷に着くと、入学式に向かう真新しい制服の女子中学生の親子が降りる、仲の良さそうな親子を見ていた私もつられて降りた。 阿佐ヶ谷駅前で暫し思案、とりあえず駅の北側にある神明宮に行ってみよう。 その後は、なりゆきまかせ・・・・・

 

阿佐ヶ谷駅は、大正11年(1922)7月15日、国鉄の駅として中央線に追加開業した。 昭和39年(1964)には複線のみ高架化、2年後の昭和41年に高架複々線化工事完了。、、、、住宅街の駅であり、駅周囲には商店街も多い。 南口の大きな商店街、北口のアーケード街などもある。、、、、朝の時間は都心に向かう通勤客が駅に向かって来る。 駅から出ていく人は学生ぐらいかな。

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● 駅前の小学校は入学式、親子で新調した服を着て、新入生とお母さんが校門を入る。(お父さんは数年前のよれよれスーツ!)




● 小学校の前に阿佐ヶ谷神明宮がある。 阿佐ヶ谷神明宮は、建久元年(1190)頃の創祀と言われてる。 建久年間(1190~1198)には土豪横井兵部が伊勢神宮に参拝し、神の霊示を受け、宮川 (三重県)の霊石を持ち帰り神明宮に安置したと伝えられ、この霊石は今も御神体として祀られているとのこと。 天照大神を主祭神に、月読命・須佐之男命を配祀する。、、、、、桜が咲く境内は広く、風格を感じさせる立派な社殿が並んでる。 見通しの良い拝殿からは、白砂の庭の奥に三棟の美しい御殿が見える。 中央に天照大御神、右に月読命、左に須佐之男命が祀られているとのこと。

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● 参拝も終え、『さてさて どっちに向かおうか?』 向かう先のあてもないので、気ままに裏道をあることにした。 阿佐谷北5丁目の住宅地をブラブラ。、、、、アトリエ風の建物、小さな庭のある木造住宅、綺麗に清掃された裏道、まさしく東京の中流住宅地だ!

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● 裏道を歩いていたら「Aさんの庭」公園があった。、、、、チョイトかわった名前:「Aさんの庭」の公園は、阿佐谷北5丁目の裏通りにある小さな可愛い公園(約830㎡)で、平成22年(2010)に開園した。 「Aさん」とは特定した人物ではなく“皆さん”と言うことらしい。、、、、ここにはかつて、昭和初期の杉並の文化・生活を今に伝える貴重な住宅があった。 庭にはバラが咲くかわいらしい住宅だったそうだ。 地元では、「ばらの家」と呼ばれ親しまれていた。 「トトロが喜んで住みそうな家」として、宮崎駿監督著「トトロの住む家」でも紹介されたそうだ。 平成21年(2009)2月、火災により住宅は焼失し、その跡地に、宮崎駿監督の公園デザインによる区立公園が整備された。

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早稲田通りを横断し、杉並区阿佐谷北から中野区大和町に入る。 再び裏道を歩く。

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● 流れる水量の少ない妙正寺川を越えると、中野区若宮の町に入る。

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● 西武新宿線の都立家政駅に伸びる、“かせいチャンの町”と称する「都立家政商店街」に出た。 この道を歩けば駅に着く、迷わず歩くだけだ!

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● 西武鉄道新宿線の都立家政駅は、昭和12年(1937)12月25日、旧制東京府立高等家政女学校(現:東京都立鷺宮高等学校)の近くに「府立家政駅」として開業した。 昭和18年(1943)、東京府から東京都に変わり、駅名も都立家政駅に改称。、、、、各駅停車しか停まらない小さな駅だが味がある。

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● 阿佐ヶ谷駅から都立家政駅まで9千歩の散歩でした

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