汚い春木川?
我が家のある都営浅草線浅草橋駅から北総線の印旛日本医大行きに乗ると、都営浅草線・京成押上線・京成本線・北総線と乗りれて秋山駅まで乗り換えなしに行くことができる。 今日の散歩は北総線秋山駅から、京成本線の菅野駅まで歩いてきた。 1万1千歩の散歩
● そろそろ通勤通学時間にとなる朝8時、北総線「秋山駅」で下車する。 秋山駅は、平成3年(1991)3月31日、北総線の京成高砂駅~新鎌ヶ谷駅間開業のとき、同時に秋山駅も開業した。 秋山駅は北総台地の住宅地に、掘割による半地下構造で、相対式ホーム2面2線のホームを有する駅である。、、、、駅前は10数年前とチットモ変わらず、コンビニ、喫茶店などはなく、マンションに囲まれた静かなロータリーがあるのみ。
● 秋山駅から南のJR総武線市川駅・本八幡駅方面には幾度か歩いているので、今日はなるべく歩いたことのない裏道を散歩する。 駅前から大型スーパーの横を抜け、戦後宅地化されたと思われる住宅地(松戸市秋山)を歩く。
・・・・・・・・・・ この辺りには地名を表すものは少なく、たまに見る住宅の表札に示された住所がたより。 マンホールの蓋に示された「まつどし」の文字、矢切の渡しのイラストをみて、『私は今、松戸市を歩いてる!』と実感する。
● 松戸市秋山から市川市稲越に入ると、商店の建物がチラホラ現れ、自分が何処を歩いているか判断できて一安心! 千葉県立国分高校の裏から市川市曽谷の町へ。
● バス通りに出ると、「曽谷春雨橋」のバス停、その脇に用水路のような川に架かる「春雨橋」、川の名は「春木川」。、、、、“春木川”と知ると、思い出すのは故松尾和子の歌う、湯村温泉(兵庫県、夢千代日記の舞台)をイメージした「春来川慕情」(昭和65年リリース)、私の好きな歌だ!
・・・・・・・・・・ 歌のイメージとは大きく異なるが、この先、春木川に沿って歩くことにした。、、、、春木川は、千葉県市川市・松戸市を流れる利根川水系国分川の旧称。 市川市内を流れる春木川は度々、名誉の「日本一汚い川」にランクインしてる。 それゆえ、現在でも水質改良工事が行われている。 『春木川を、きれいにしましょう』の看板も剥げてきた!
・・・・・・・・・・ 市川市東国分の町を南下した春木川は、「春木川排水機場」の先で「真間川」に合流し、東京湾へ流れ込む。
● 外郭環状道路がホーム下を走る、京成本線の「菅野駅(すがのえき)」に到着。 菅野駅は大正5年(1916)2月9日に開設された。 開設当初の駅は相対式ホーム2面2線で、上りホーム側に駅舎があったそうだ。 しかし現在は、島式ホーム1面2線を有する地上駅で、ホームの頭上に橋上駅舎がある。、、、、この付近は、砂地に松並木が映える江戸〜大正期の別荘地の名残が今も残る、都心から東に位置する高級住宅街だが、駅周辺には店舗も、スーパーも見当たらない。