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2025年2月26日 (水)

名古屋城・大須観音

最強最長寒波が続き、家でグダグダしている時、妻が『名古屋城と熱田神宮、よく知らないので行ってみたい』とつぶやいた。 すかさず、私が『よし、行こう』と応え、その場でホテルを予約。 これにて、名古屋行きは確定! 寒波が終わり、春の陽気に変わった26日・27日、夫婦で名古屋・岡崎の城を巡ってきた。



● 東京を8時半に出て10時には名古屋着。 名古屋駅で下車するのは久しぶりだ、サラリーマン時代は年に数回、出張で降りた駅。 懐かしい駅だ!、、、、今日は、真直ぐ名古屋城に向かう。
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● まずは旅の目的地「名古屋城」にやって来た!、、、、名古屋城は、関ケ原の戦いに勝利した家康が、慶長14年(1609)、豊臣方への備えとして築城を決めた。 翌慶長15年、家康は九男義直の居城として、加藤清正。福島正則らの西国大名に命じ、普請を開始。 慶長20年(1615)にはほぼ完成した。 以来、名古屋城は御三家筆頭尾張徳川家の居城として栄えた。、、、、昭和5年(1930)、城郭建築では最初の国宝に指定されたが、昭和20年(1945)の空襲で本丸の大半を焼失した。 昭和34年(1959)、金のシャチをいただく五層の大天守閣と小天守閣が鉄骨鉄筋コンクリート造で再建された。 外観は昭和の実測図に基づき正確に再現されたそうだ。、、、、残念ながら、現在は耐震性が低いことに対応するため、天守閣は閉館されている。 天守は、河村たかし前市長の肝いりで木造復元工事(後に木造での復元は断念する)が計画されていたが、障碍者対応のエレベーターの設置に関して意見が分かれ、現在は計画が進んでいないようだ。、、、、何時になったら、私が天守閣に上れる日は来るのか?
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・・・・・・・・・・ 慶長20年(1615)に建てられた「本丸御殿」は、城主が居住する御殿だったが、元和6年(1620)将軍上洛時の御成専用に改造された。 以後、藩主は二之丸御殿に居住した。 本丸御殿を使った将軍は秀忠、家光、家茂の3人で、上洛の途中に宿泊している。御成御殿となった後の本丸御殿は、尾張藩士により警備と手入れが行われるのみで、名古屋城主である尾張藩主ですら本丸に立ち入るのは巡覧の時のみであった。 こちらも天守閣と同様に、昭和5年、国宝に指定されていたが、空襲により焼失してしまった。、、、、本丸御殿は御成専用だけあって、格式の高さは当時の二条城本丸御殿に匹敵した。 日本を代表する近世書院造の建物で総面積3,100㎡、13棟の建物で構成されている。 優美な外観とともに、室内は花鳥風月などを題材とした障壁画、飾金具などで豪華絢爛に造られている。、、、、復元工事は平成21年(2009)に150億円の予算で着工し、平成29年度(2017年度)に工事完了し、平成30年(2018)より一般公開された。、、、、ヒノキなどまだ木材も白く輝き、新しさが強調されている御殿であるが、一見しての豪華さが驚きを発せさせる。 年寄りは冥途の土産に見ておくと良い!
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● 名古屋城を見たあとは昼食に“きしめん”を食し、午後は何処へ行こうか?、、、、年寄りの気まま旅、多くの観光地を巡る予定を立てると、時間に追われ疲れるので、今日は名古屋城だけを必見することにしていた。 それにしても時間が余り過ぎたので、名古屋城から大須観音(妻が行ってみたいと言った)まで歩くことにした。

・・・・・・・・・・ 名古屋城から堀川沿いに歩き、途中、「四間道(しけみち)」と呼ばれる古い町並みを歩く。、、、、慶長15年(1610)の名古屋城築城と共に商人達がこの地に住み着いて作られた商人の城下町として始まり、名古屋で最初に誕生した街である。 元禄13年(1700)の大火で1600軒余りが焼失し、その後尾張藩4代藩主徳川吉通は、堀川沿いにある商家の焼失を避けるために、道幅を4間(約7メートル)に拡張したのが「四間道」と呼ばれる謂れとなった。 この通りは、当時の熱田から岐阜へ向かう街道「美濃路」の1つ西側にあり、土蔵造りの並ぶ街並みとなる。、、、、古い佇まいを残し、多くは飲食店として営業中。 チョイト一休み!
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・・・・・・・・・・ 堀川に架かる納屋橋の際に、正面にアールがついている「旧加藤商会ビル」がある。 地上3階地下1階建ての鉄筋コンクリート造。 竣工は昭和6年(1931)で、外壁は大正期の意匠が残されている。(内部は入ったことが無いので不明) 国の登録有形文化財。
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・・・・・・・・・・ 都会の真ん中、御園座(劇場)に裏(栄1-7)にチョイト昭和レトロな建物で、雰囲気のある眼科医「葛谷眼科院」があった。 ネットで調べると、優しい女医さんが対応してくれる、評判の良い医院らしい。 私も眼科医院に通っているが、名古屋じゃチョイト遠いいね!
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・・・・・・・・・・ 名古屋城から約4㎞、「
大須観音」にやって来た。、、、、私は“大須”と言えば、「大須ういろう」しか浮かばないが、どこで聞いたか? 妻が行ってみたいと言った観音さまだ!、、、、大須観音は真言宗の寺院。 正式には北野山真福寺宝生院。 大須観音と呼ばれ親しまれている。 美濃の大須にあったものが慶長17年家康により当地に移された。 本堂は戦災焼失したが、昭和45年に再建。、、、、何だか私の地元:東京浅草の観音様によく似た下町の雰囲気の寺だ。 賽銭をはずんで「旅行安全」、「夫婦円満」を願う。、、、、周辺の商店街も浅草の仲見世商店街によく似てる。 クレープ、たこ焼き、ソフトクリームなど食べ歩く、中韓の若者が多いね。
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● 歩き疲れて名古屋駅前のホテルにチェックイン。 夕食は“ひつまぶし”、、、、good night!
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