« 草加から見沼代親水公園へ | トップページ | 寒い 寒い 大寒い! »

2025年2月16日 (日)

流鉄流山線

暖かな日となった今日、妻と久しぶりに「流鉄流山線」に乗ってきた。 常磐線馬橋駅から流鉄に乗って流山まで、歴史ある流山本町を散策し、新興住宅地であるつくばエキスプレスの「流山おおたかの森駅」まで歩いた。 1万1千歩


流鉄流山線とは?
、、、、流鉄の流山線(ながれやません)は、千葉県松戸市の馬橋駅と流山市の流山駅を結ぶ、両端を含む6駅、単線5.7kmの短い路線である。 運行会社の「流鉄(りゆうてつ)株式会社」は平成20年(2008)の社名変更まで「総武流山電鉄株式会社」と称していた。 私を含め年配の人は“流山電鉄”と呼んでいた。 起点はJR常磐線の馬橋駅に隣り合う流鉄の馬橋駅、終点は流山市の中心部にある流山駅。 列車は全て2両編成の電車である。 沿線は首都圏のベッドタウンとして宅地化が進み、農地・山地の景色は消え去り、住宅地に変わった。


● JR常磐線の馬橋駅で下車し常磐線ホームに立つと、5本の線路を隔て流山線のホームが見える。、、、、橋上の改札を抜ける、、、、跨線橋から、右に常磐線ホーム、左に流山線ホームを見る。、、、、黄色の「菜の花」号が到着
2502161037070
2502161040030
2502161040490
2502161041150


・・・・・・・・・・ 跨線橋から流山線のホームに下りると、ホーム上に券売機と改札がある。(終点:流山までは運賃220円也)、、、、木組みの上屋に時刻表ある。 日中は20分間隔で運行してる。(全線所要時間は11分)
2502161044240
25021610443702502161046230


・・・・・・・・・・ つくばエキスプレスの開業、新型コロナの影響などで、年々乗客は少なくなっている。 一日の輸送人員は約4000人で少ない。ピーク時(1993年)の1/3となってしまった! 残念ながら、2000年代に入ると営業損益は赤字となり続いている。
2502161046030
2502161046410


・・・・・・・・・・ 流山線は単線であるが、途中の小金城址駅では、列車交換が行われる。 やって来たのはピンク色の「さくら」号
2502161055360


・・・・・・・・・・ 馬橋駅を発して10分とチョイトで終点流山駅到着。 流山駅の本屋は流山線敷設当初の大正5年(1916)の建築である。 構内には、黄緑色の
「若葉」号、橙色の「流星」号、臙脂色の「あかぎ」号などの車両も見える。
2502161105190
2502161102440
2502161103139


・・・・・・・・・・ 流山駅ホームですれ違った方は、山高帽にマント(トンビ)姿で大正時代へカムバック!
2502161103279



● 江戸川沿いに位置する流山の町は、江戸時代から明治大正にかけて商業の中心地として栄えてきた。 夫婦でブラリ町歩き。

・・・・・・・・・・まずは、「新選組陣屋跡」、、、、慶応4年(1868)に新選組が本陣とした醸造家の跡地。 現在は修繕工事中。
2502161116240


・・・・・・・・・・ つぎは「閻魔堂」、、、、江戸時代の閻魔像を祀るお堂。 当時の義賊:金子市之亟と恋人の三千歳の墓もある。
2502161118170


・・・・・・・・・・ 歴史ある建物が並ぶ江戸時代の街道(流山本町通り)脇を流れる「江戸川」2502161124520


・・・・・・・・・・ 「浅間神社」、、、、江戸時代初期の創建。 新選組を包囲した新政府軍が境内裏に仮本陣を敷いたと言われてる。
2502161136280


・・・・・・・・・・ 「呉服 新川屋」、、、、流山本町通りに東面して建つ、弘化3年(1846)創業の老舗呉服屋。 蔵づくりの現店舗は、大工の土屋熊五郎によって明治23年(1890)に建築され、国登録有形登録文化財に指定された。 特徴的なのは鬼瓦が招福の恵比寿、大黒天で、店内は太い梁や漆喰の白壁で趣のある日本建築となっている。、、、、女主人が出てこられ、昔話、建物建設時の写真、古い小屋組、NHKの取材話など、私達にいろいろとお話を聞かせてくれた。 有難うございます。
2502161153350
2502161139560


・・・・・・・・・・ 百数十年の歴史ある老舗が点在する流山の古き建物をブラリと見てまわる。
2502161128550
2502161137100
2502161242130


・・・・・・・・・・ ブラリの後は、創業70年の歴史を刻む“地焼き”のうなぎ店「江戸屋」で昼食。 メニューはもちろん“うなぎ”
2502161210230



● 流山本町を歩いた後は、食後の運動を兼ね、つくばエキスプレスの「流山おおたかの森」駅まで歩く。
2502161308040
2502161324010


・・・・・・・・・・ 駅前の大型ショッピングセンターが並ぶ光景を見て、妻は『浅草橋より住みやすそうね』(あたり前田のクラッカー! 浅草橋にはショッピングセンターなんてありゃしない!)と声が出た「流山おおたかの森駅」に到着。 駅はつくばエクスプレスと東武野田線が乗入れる接続駅となっている。、、、、つくばエキスプレスの駅は、島式ホーム2面4線を有する高架駅である。 開業は平成17年(2005)8月24日。、、、、“おおたかの森”とは、当駅から見て西方にある、約50ヘクタール(ha)の森林「市野谷の森」のことであり、絶滅危惧種にかつて指定されていたオオタカが生息することから、駅名の一部に採用された。
2502161330130
2502161334010
2502161337370

« 草加から見沼代親水公園へ | トップページ | 寒い 寒い 大寒い! »

散歩」カテゴリの記事

千葉県」カテゴリの記事