大根と巾着の寺
連休明けの初日、今日は泌尿器科の定期診断で浅草寺裏のクリニックへ行く。 今日は前立腺癌の検査結果を聞くと、“異常なし”と一言。 昨年秋には大腸癌の検査を行い、こちらも“異常なし”。 泌尿器科関連の癌は、今のところ発症していないようだ、一安心。、、、、、 帰りに、近くの「待乳山聖天」に寄ってきた。
● 台東区浅草にある「本龍院(ほんりゅういん)」は天台宗の流れをくむ聖観音宗の寺院で、浅草寺の子院のひとつである。 山号は待乳山。 本尊は歓喜天(聖天)・十一面観音で、「待乳山聖天(まつちやましょうでん)」とも称される。、、、、、本龍院は隅田川べりの小高い丘(待乳山)にある。 この丘は推古天皇3年(595)9月に出現して龍が守護したと伝えられ、浅草寺の山号(金龍山)の由来となったと言われてる。 推古天皇9年(601)この地方が旱魃に見舞われたとき、歓喜天と十一面観音が安置されたそうだ。 待乳山は、かつては周囲が見渡せる山であり、江戸時代には文人墨客がこの地を訪れていたそうだが、現在はスカイツリーがよく見える東京で一番低い標高10mの山である。
・・・・・・・・・・ 境内各所に印された巾着や大根は、信心で祈願することにより得られるその御利益を端的に表したものである。 大根は身体を丈夫にしてもらい、良縁を成就し、夫婦仲良く末永く一家の和合を御加護頂ける功徳を表している。 巾着は財宝で商売繁盛を表し、聖天の信仰の御利益の大きいことを示されたものだ。 境内のあちこちに大根と巾着のシンボルを見ることができる。
・・・・・・・・・・ 大根は心身を清浄にする聖天さまの「おはたらき」を象徴するものとして、聖天さまのご供養に欠かせないお供物とされている。 参拝する人は、本堂(聖天宮)で歓喜天(聖天さま)に大根を供え、お供えの大根を持って行く。 ご祈祷のあと、お下がり(おさがり)の大根を頂くことによって、聖天さまのお徳をそっくり頂戴し、身体と、心の健康を得ることが出来る。
・・・・・・・・・・ 歓喜天に手を合わせ、無病息災を願い帰る。
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