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2025年11月 8日 (土)

高円寺の高円寺

JR中央線の高円寺駅で下車し、高円寺、蚕糸の森公園を巡り、中野駅まで、8千歩の散歩です。



● 中央・総武緩行線で新宿から4駅目に、1日平均の乗車人員が約48,000人の「高円寺駅」がある。 毎年8月に行われる「東京高円寺阿波おどり」で有名な駅だ!、、、、、大正11年(1922)7月15日、国鉄の駅として開業した。 島式ホーム2面4線の高架駅。、、、、、JRの乗車人員数は私の住む浅草橋駅の方が約50,000人と少々多いのだが、駅と駅周辺の雰囲気は高円寺駅の方が山の手らしく洗練されている、浅草橋駅は誰が何と言おうとも下町の駅でチョイとガサツ、上品さでは負けてる感じ!
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● 高円寺駅から南東へ約100m、ビルの間に素盞嗚尊を祀る「高円寺氷川神社」が鎮座する。 創建年代は不詳であるが、同じ村内にある曹洞宗高円寺の創建と同じ頃の天文年間(1532~1515)の創建といわれてる。、、、、、戦災で社殿は焼失し、現社殿は昭和46年(1971)に再建された。 総鋼鉄製の社殿はシンプルでモダンな感じがする。
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・・・・・・・・・・ 境内社の一つに、馬橋4丁目の陸軍気象部に祀られていた気象神社が、戦後、昭和23年(1948)に氷川神社の境内に遷座された。 全国唯一の神社である。 気象予報士を目指す受験生、脱雨男・脱雨女を願う人で、結構、参拝する人が多いようだ。、、、、、神社の絵馬は、天気占いの下駄とテルテル坊主。 当たるも予報・当たらぬも予報 所詮は雲(運)だ!
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JR高円寺駅の南東300m程に宿鳳山高円寺」がある。 高円寺は、弘治元年(1555)に開山した曹洞宗の寺院である。 本尊は観音菩薩で、寺の周辺に桃の木が多くあったことから「桃園観音」と呼ばれている。(チョイと艶っぽい名で、ぜひ一度、拝んでみたい) 将軍徳川家光が鷹狩りの際、度々立ち寄り、お茶の接待をした徳川家ゆかりの寺でもある。 山門、本堂の瓦に三つ葉葵の紋が見られる。 また、高円寺のある地は、かつて小沢村と呼ばれていたが、家光によって高円寺村と改めさせられたそうだ。 寺の高円寺が地名となり、駅名となった。、、、、、高円寺は寛保2年(1742)、弘化4年(1847)、明治33年(1900)、昭和20年(1945)と4度罹災した。 現在の本堂は昭和28年(1953)に、木彫りの名人でもある気仙沼の宮大工:中村青雲により再建された。

・・・・・・・・・・ 山門を入ると、両側に楓の木が並ぶ。 チョイト紅葉には早かった!、、、、、参拝する人影はなく、静かな、緑豊かな境内である。
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・・・・・・・・・・ 扁額と中村青雲の彫刻が迎える本堂。 本尊の桃園観音はこの中に! ぜひとも、拝観したいが無理だな!
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・・・・・・・・・・ 本堂の手前には地蔵堂がある。 中央に「桃園子育地蔵尊」、右に三匹のサルと小さな子供の石仏、左に子づくり道具の石仏。、、、、手を合わせるが、子育てはとっくに終わり、子作りは相手がおらず、子守するより介護される身。 
はて(?)私は何を願っていいのやら。
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● 高円寺の山門前から南へ250m程歩くと、曹洞宗の「瑞祥山鳳林寺」がある。 本尊は釈迦牟尼仏。 鳳林寺は、江戸牛込御門外舟河原(現:新宿区市ヶ谷飯田橋駅周辺)に永禄元年(1558)草創、駒込吉祥寺の和尚が開山、旗本荒川長右衛門重照(1657年歿)が開基したといわれてる。 寛永12年(1635)牛込に移転、明治7年(1874)西早稲田夾山寺を合併、大正3年(1914)当地へ移転した。
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・・・・・・・・・・ 境内には延命地蔵尊がある。 当地蔵尊は行者晴雲が願主となり諸国の神社仏閣巡拝でうけたお札を納めるため元文2年(1737)夾山寺に造立され、「大石仏の地蔵」(高さ4m程)といい伝えられたそうだ。
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● 高円寺陸橋を過ぎると、青梅街道沿いに「蚕糸(さんし)の森公園」がある。 ここはもともと、蚕糸の試験場があり、その跡地にこの公園ができたことが由来する。 かつて、試験所の本館など貴重な建物もあったが、防災上の理由によりほとんどが取り壊されて、今は、歴史を感じさせるレンガ造りの門柱と大正元年(1912)に建てられた守衛所が、管理棟として残されている。 優美なデザインの門扉と門柱。 門柱の照明がかわいい。 レンガ造りの管理棟は、門柱と同じく、赤レンガの間に帯を配したデザイン。 小さいながらもどっしりとした風格がある。 屋根は歴史を感じさせる銅葺き。 アーチ形のドーマ・ウィンドウが設けられている。 
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● 蚕糸の森公園から裏通りを歩き、中野駅へ出て帰る。
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