雪景色で露天風呂
昨年の年末、掃除をしながら妻に一言『鬼怒川温泉あたりで、雪景色の露天風呂に入り、美味いものを食べ、一日のんびりしたいね!』 妻の即答『いいね!』 早速、行く日は雪の積もっていそうな真冬の1月下旬、曜日は空いてる平日できれば水・木曜日、行先は鬼怒川温泉、お宿は中国人・韓国人の少なそうな静かな和風の宿、等の条件でネット検索・予約する。 大晦日、浅草寺参りに行ったついでに浅草駅で特急スペーシアXのプレミアムシートを予約。 あとは行くだけ!、、、、一ヶ月後の昨日(29日)夫婦二人で一泊二日の温泉旅行へ出発。
● 鉄道大好きな私にとってスペーシアXには初めての乗車、小学生の遠足気分で、嬉しさいっぱい。 浅草駅から乗車。、、、、プレミアムシートは、2号車に備えられた2人用+1人用の座席でゆったり感がある。 しかし、発車すると車内放送で、1号車のカフェカウンターでコーヒー等を販売していることが告げられると、3・4・5・6号車の乗客がゾロゾロと車内を通り抜けて買いに来る。 私が座る2号車の通路は行き交う人で落ち着かず、ゆったり感はすっ飛んだ!、、、、9時に浅草を出て、11時に鬼怒川に到着する、お宿のチックインにはまだ早い。 妻と車中で相談し、東武ワールドスクウェアへ寄って行くことにした。
● 東武ワールドスクウェア駅で下車する。 降りる乗客は少なく、チョイト寂しいね。 駅前に「東武ワールドスクウェア」がある。 雪は積もっていないが、小粒の雪がチラチラ舞い落ちてくる。 TVコマーシャルなどで知ってはいたが、来園したのは初めて。 寒い平日午後、チケット売り場に人がいない。 私たちの姿を見て飛んできた! 園内の来場者の姿は少ない、ガラガラだ! 欧米よりも中韓の観光客がチラホラ。、、、、東武ワールドスクウェアは、「世界の遺跡と建築文化を守ろう」をテーマに平成5年(1993)に開園した。 制作年数5年、総工費170億円をかけて世界の100点以上の有名建造物を25分の1の縮尺で再現した世界が広がる屋外テーマパーク。 園内は現代日本・アメリカ・エジプト・ヨーロッパ・アジア・日本の順に6つのゾーンに分けられている。 各ゾーンではエジプトの三大ピラミッド、パルテノン神殿、東大寺などの47の世界遺産登録物件の他、世界の有名建築物が展示されている。 精巧にできた屋外展示模型で、『雨が降ったら、風が吹いたら、どうするの?』と、要らぬ心配する夫婦。、、、、要らぬ心配もう一つ。 来園者の少なさに驚いて、利益が出るのかな?、、、、2時間ほど楽しめた『これで世界旅行は終わったね!』
● 東武ワールドスクウェア駅から一駅隣の鬼怒川温泉駅まで電車に乗る。 駅で待つてると、観光列車「SL大樹ふたら(C11 325)」が通過、さらに鬼怒川温泉駅では転車台を使い方向転換を見る。 ラッキー!、、、、妻は駅前のバームクーヘン屋さん(人気の店らしい)へ急ぎ足! 『機関車よりもバームクーヘン』
● 鬼怒川温泉のお宿にチェックイン。 宿は鬼怒川のほとりに建つ、木々に囲まれたシンプルな外観の中規模な温泉ホテル。 部屋には内湯と露天風呂が付いている。 もちろん共用の大浴場もある。、、、、部屋から見える景色は、粉雪は舞っているが、雪は積もっていない! 今回の旅の目的「雪景色を見ながら露天風呂に入る」は達成できず、残念無念!
・・・・・・・・・・ 夕食は、房総の海の幸をメインに美味しく食す。 妻と二人の食事も、旅先で食べるとより美味い!
・・・・・・・・・・ 二日目(30日)は、ゆっくりお目覚め、ゆっくり朝食、ゆっくりチェックアウト、、、、日光へ寄って帰ることにした。
● 粉雪の舞う日光、数年ぶりに輪王寺、東照宮、二荒山神社と巡る。
・・・・・・・・・・ まずは、輪王寺三仏堂に参る、、、、妻がぜひ見たいと言う、世界遺産登録25周年記念の秘仏初開帳で「五大明王」を拝観。 秘仏は身長10㎝程の青い肌の五体の明王像であった。(秘仏で撮影禁止) 妻が想像していた大きさに比べ、あまりにも小さな仏像であったため、公開していた場所を通りすごし、再び三仏堂に戻り拝観する。 御利益あるかも?
・・・・・・・・・・ つづいて東照宮に参る、、、、拝殿に上がり二礼二拍手一礼。 久しぶりに鳴龍を見る。
・・・・・・・・・・ 東照宮に沿って参道を歩き二荒山神社へ参る、、、、風が強く吹き、粉雪舞い、寒い!
● 年寄りは「無理は禁物」 疲れを生じぬよう、帰りは特急「リバティ」で早めに帰京する。
● いずれまた「雪景色を見ながらの露天風呂」に再挑戦したい!