中川(潮止橋・新中川橋)
中川を遡る散歩の続き。 今日はつくばエクスプレス八潮駅から、飯塚橋の上流にあたる埼玉県八潮市の潮止橋と、八潮市・三郷市の境に架かる新中川橋を巡り八潮駅に戻る、1万2千歩の散歩です。
①八潮駅 ・・・・・・・・・・ 足立区の北、埼玉県南東に並ぶ八潮市と三郷市。 都心よりつくばエクスプレスで向かうと、足立区の北千住駅から三駅目が八潮駅である。 秋葉原駅からは普通で20分程、運賃は高いが、スピードは速い電車である。、、、、、平成17年(2005)8月24日に開業した、島式ホーム2面4線の高架駅。 すでに開業後10余年経過したが、今でも東京近郊の新しい駅という感じが漂っている。
・・・・・・・・・・ 駅周辺は、広い道路沿いに建つ住宅・マンション・ファミレスなど、全てがここ10数年間の建物である。 まだ空き地も残っており点在する。 新しい町には普通の電柱は無くスッキリ、でも高圧鉄塔だけは何処でも見える。
②潮止橋 ・・・・・・・・ 足立区の飯塚橋から上流に約3km遡った八潮市大瀬を流れる中川に架かる橋。、、、、、、私には理由が判らんが、昔は自殺が多かった橋だと聞いた。
・・・・・・・・・・ 潮止橋から下流を眺めると、左岸の遥か遠くにスカイツリーが見える。
・・・・・・・・・・ 上流側を眺める
・・・・・・・・・・ 潮止橋南詰の土手に咲くスイセン
③大瀬氷川神社 ・・・・・・・・・ 潮止橋南詰(八潮市大瀬)にある氷川神社の創建年代は不詳。 しかし、大瀬は猿俣(葛飾区水元)・戸ケ崎などとの水運拠点として古くから栄えた地で、神社は大瀬の鎮守社として祀られていたらしい。明治42年(1909)に浅間神社を合祀し、大正9年(1920)には中川の改修工事により当地へ遷座した。、、、、、神社には伝統の獅子舞が継承されているそうだ。 毎年7月の祭礼で奉納されているので、一度御覧アレ。
④中川土手 ・・・・・・・・・中川の左岸(三郷市側)の土手を歩く。 この辺り、「堤防」と呼ぶようなコンクリート構造物はあまり見ることがなく、「土手」と呼んだ方がしっくりする。
⑤新中川橋 ・・・・・・・・・・ 中川には橋名に“中川”が付く橋が多い。 鉄道橋を除き、道路橋を上流から列挙すると、中川橋(久喜市)、中川橋(春日部市)、中川人道橋(春日部市)、新中川橋(八潮市・三郷市)、中川橋(葛飾区)、中川大橋(葛飾区)と、似たような名の橋がある。、、、、、その一つ、新中川橋は八潮市と三郷市の市街地で発生している慢性的な渋滞緩和を目的として、八潮市伊勢野と三郷市戸ヶ崎を結び、県道54号松戸草加線を通す、長さ422m、幅員22m(4車線)、事業費約150億円で、平成22年(2010)11月に開通した比較的新しい橋である。
・・・・・・・・・・ 橋から南に富士山が見えた。(写真中央)
・・・・・・・・・・ 橋上か眺めると、堤防の一部が滑走路のように整備されていたが、短すぎる!? しっかりと整備が終わるまで、あと数年はかかりそうだ!
⑥伊勢野天満宮 ・・・・・・・・・ 新中川橋の北詰(八潮市伊勢野)にある、村の鎮守さま。、、、、、伊勢野村を開いた朝田金次郎が、慶長5年(1600)、故郷に近い京都の北野天満宮の分霊を村の鎮守として祀ったことに始まる。、、、、、元日午前0時の参拝の為か、拝殿前の参道には明かりが用意されていた。 明治神宮、富岡八幡宮(?)もいいが、たまには元日夜中に、ここのような鎮守さま詣でもいいね。
●・・・・・・・・・・ 八潮駅から帰宅