遅かった!
昨日(3/31)SNSを見ていたら、視界360度に花桃の花が咲き誇る『古河 桃まつり』の動画があった。 綺麗な景色・綺麗な桃むすめ、チョイト調べてみたら「古河(こが)桃まつり」は4月2日(明後日)までの開催だ。 夕食時、妻に『明日(4/1)古河に花桃を見に行こうか?』 妻の返事は、もちろん『Yes』 ・・・・・ と言うことで今日(4/1)は、JR宇都宮線古河駅で下車し、古河公方公園の桃まつりを見て、そこから市内をブラブラ見て来た。 1万6千歩
● 東京駅から約1時間、宇都宮線の「古河駅」(“こがえき”と読む)で下車。 古河駅は茨城県の最西端に位置する駅で、南隣の栗橋駅は埼玉県、北隣の間々田駅は栃木県である。、、、、明治18年(1885)7月16日、日本鉄道の大宮駅~宇都宮駅間の開業と同時に開設された。 その後国鉄となり、昭和59年(1984)には島式ホーム2面4線を有する高架駅となる。、、、、コロナで乗降客も減り、令和2年(2020)の一日平均乗車人員は9,709人である。 コロナ前と比べ約3,000人減った!
・・・・・・・・・・ 駅の観光案内所で、桃まつりの会場である「古河公方公園」へのアクセスを聞くと、まつり期間中は駅前から臨時バスが出てることを教えてくれた。 その時ついでに、『来るのが遅かったですね、“矢口”は散りましたよ!』と言われた。 “矢口”とは、花桃の一種で園内の8割をしめる、桃まつりの主役的な花だ! 私も妻も、そんなことは知る由もない。 チョイト不安だが会場に向かうバスに乗る。 乗客は私達と二人連れの女性の計四名、ますます不安だ!!
● 「古河公方公園」に来た!、、、、「古河総合公園」とも言うそうだ。 公園は景観学者の中村良夫(東工大名誉教授)の設計。 面積は約25haと広大である。 公園内には、古河公方足利氏の御所跡(古河公方館跡)、徳源院跡、御所沼、民家園(旧飛田家住宅・旧中山家住宅)、芝生の広場、遊具広場、大賀ハスの蓮池、約1600本の花桃が植えられた桃林等がある。 この桃林は、江戸時代に藩主土井利勝が桃の植樹を推奨したことに始まる「古河桃園」を再現したもので、『古河 桃まつり』の会場である。
・・・・・・・・・・ 大勢の人が集まり、何やらやってるぞ! 地元保育園児の踊りだ! 可愛い児童が歓迎してくれたのか?
・・・・・・・・・・ 花桃はどこだ! 昨日SNSの動画で見た360度、花桃の景色を見たい!、、、、なんと、観光案内所の人が言ってたように、花桃は散り葉桃になっていた、残念!
・・・・・・・・・・ 散ったのは約8割、まだ咲いているのは約2割。 1600本の2割は320本。 残りの320本に期待して、さらに“桃むすめ”に期待して。、、、、花も娘も美しい、見れば見るほど、1600本一斉に咲いた処が見たかった!
・・・・・・・・・・ 園内の桜は花吹雪
・・・・・・・・・・ 園内の民家園には、常陸太田市から移築した国指定重要文化財の旧飛田家住宅がある。 曲がり家形式の農家で、1700年代の建築と推定される。、、、、隣には延宝2年(1674)の建築と推定される坂東市の旧中山家住宅もある。
● 古河公方公園から、市内を歩き「古河歴史博物館」を見てきた。 古河市の歴史を物語る資料の質・量ともに一級品の常設展示を見る。 展示品を見ながら館内を見渡すと、『地方の博物館なのに、入館する若い女性の多いこと!』 古河市民は歴女が多いようだ。、、、、常設展示に続き、『かえってきた 堀川國廣』が開かれていた。 刀工堀川國廣の作品を集めた特別展である。 ナント!ルーペを片手に持った刀剣女子がわんさかいるぞ! 刃物が好きな女性の多さに、ビックリしたな、も~う!
● 市内では、長谷寺、古河藩家老・鷹見泉石記念館、旧古河藩土井家菩提寺の正定寺、永井路子旧宅、篆刻美術館、うなぎ屋:武蔵屋(重要文化財)、日光街道古河宿道標を見て歩く。、、、、古き良き古河の街歩きに満足して帰る!