山形県

2023年10月27日 (金)

新庄、良いとこ!

27日、鳴子温泉駅を10時10分発の列車で新庄(山形県)に向かう。 今日の観光の予定は定まっておらず、妻に『今日はどこへ行こうか?』 『天気が悪いかも、とりあえず新庄駅に行こうよ。それから考えましょう!』 『そうしょう!』   (26日の鳴子温泉はコチラ

 

 

鳴子温泉駅はチョイト薄曇りの天気(一雨降りそうで心配だった)、、、、昨日私達夫婦が乗ってきた列車が到着すると、今日も多くの観光客がゾロゾロと下車した。 入れ替わりに空いたガラガラ列車に乗る乗客は数人。 『これぞ、ローカル線だ!』 列車は陸羽東線を宮城県から山形県へ入り、のんびりゆったりガタゴトと新庄へ向かう。、、、、どこぞの旦那も、旅の記録をスマホでパチリ!

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● 11時頃新庄駅に到着、天気は晴れそうだ! 帰りの新幹線は17時過ぎの発車なので、約6時間余裕がある。 『さてさて、どうしよう?』 駅の観光案内所に相談すると、お姉さんが、観光プランを作成してくれた! 『時間が十分あるので、ちょっと遠い所ですがバスで金山町に行ってきたらいいですよ! バスの時間までは新庄城址、ふるさと歴史センターをみてきてください』 ありがたく、その提案に従うことにした。

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・・・・・・・・・・ 観光案内所のお姉さんは、私が鉄道好きと知ると、新庄駅構内に保存されている明治36年竣工の「旧新庄機関区 機関庫」(平成20年に近代化産業遺産に認定)が遠望できる場所まで案内してくれた。 『有難うございました、感謝です』、、、、まだ現役として使用されてるため、建物には近寄れないとのこと。

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● 新庄駅前の大通りを真直ぐ歩いて約20分、新庄城跡がある。、、、、新庄城は、新庄藩祖戸沢政盛が築いたもので、寛永2年(1625)に完成したそうだ。 本丸は東西52間、南北127間、正面奥に天守櫓がそびえ、周囲は堀と土居で囲まれ、三隅に櫓を有する平城であったと言われてる。 寛永13年(1636)に火災で天守櫓を焼失した。 その後、戊辰戦争では庄内勢に攻められ、市街地もろとも消失してしまった。 現在は戸澤神社などが祀られ、最上公園として市民に親しまれているらしい。、、、、石垣が高く積みあがった城跡ではないので迫力に欠けるね!、、、、戸澤神社は明治26年創建にかかり、翌27年(1894)に完成しました。 祭神は、戸沢家始祖衡盛と藩祖政盛、十一代正実を祀っている。

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● 戸澤神社の向かいに「新庄ふるさと歴史センター」がある。 次はコチラを見学。、、、、当センターは、260年の歴史をもつ新庄まつりの山車2台を展示するほか、新庄の歴史・民俗・観光・芸術文化など、いろいろ新庄自慢の史料や作品を展示している観光拠点施設。 2階は新庄の歴史を語る資料展示。 1階は新庄まつりの山車を展示。 そして、人間国宝の金工鍛金家「奥山峰石」の作品を展示。 地下には、雪国の暮らしぶりを伝える民俗資料が約1万点(?)展示されている。、、、、大人300円で十分楽しめる。(私の思いで、新庄にはこの施設以外に見るべきものなし!) 

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● 1時過ぎのバスで金山町へ向かう。、、、、金山町(かねやままち)は、新庄からバスで約40分、山形県の北東部にある町で、一部は秋田県に接してる。 町域の4分の3を占める森林からの金山杉と白壁を用いた「美しく古びる」を目指した金山型住宅、また石造りの大堰と呼ぶ農業用水路には錦鯉を放流するなど、景観施策に意欲的な町である(観光案内所のお姉さんが紹介してくれた理由がここの美しい町並みにある)、、、、金山町は、江戸時代には羽州街道に沿って金山宿と中田宿が置かれ、宿場町として栄えた。 金山宿から先は、秋田県まで金山峠(森合峠) - 主寝坂峠 - 雄勝峠と厳しい峠が続くため、参勤交代をする秋田・津軽の諸大名が必ず泊まる宿場であり、本陣・脇本陣が置かれていた。

・・・・・・・・・・ 古い宿場町の金山町は、昭和58年頃から“街並みづくり”のプロジェクトを立ち上げ、『自然(風景)と調和した美しい町並み』づくりに取り組んできたそうだ。 古くからの建物をそのまま残すことではなく、新しい素材で統一されたデザインポリシーの基に良質の建物が並ぶ町が造られてきた。、、、、国の重要伝統的建造物群保存地区に似た印象を受ける街並みで、石畳みの道、鯉がお泳ぐ堀、白壁の蔵などが散策を楽しませてくれる。 観光客は少なかったが、街のいたるところに休憩所・カフェなどがある。、、、、バスの終点「金山」から街並み地図に従って、バス停5か所分を妻と二人でブラブラ散策。 私と妻の『もう一度来たい町』に登録確定!

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● 新庄駅から山形新幹線で東京へ帰る、、、、チョイト疲れた!

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