福井県

2025年10月23日 (木)

二日目は丸岡城と永平寺

芦原温泉で目覚めた二日目、今日は丸岡城を見て、永平寺へ行く。 帰りの新幹線は福井駅から乗車。



● 旅館から芦原温泉駅まで送ってもらい。 駅前から永平寺行のバスに乗る、途中の丸岡城で下車。、、、、、今回の旅では、東尋坊、三国、丸岡城、永平寺、それに、芦原温泉駅、福井駅をそれぞれ結ぶ路線バス「京福バス」が2日間乗り放題のフリーパス(一人2,500円)を購入した。 バスはそこそこの本数が運行され、便利で利用しやすく、割安感を感じた。(昨日、フリーパスの購入を教えてくれた、観光案内所の女性に感謝!)
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丸岡城は、天正3年(1576)に織田信長の重臣だった柴田勝家の甥の柴田勝豊によって築城された。 日本に現存する12天守で最も古いとされている城です。 また、北陸地方唯一の現存天守であり、非常に貴重な歴史的建造物だ!、、、、、天守の高さ12.6m、石垣の高さ6.0m、城山の高さ17.0mで、丸岡の町の中にポコンと建っている感じで、城から見る町はビルの屋上から見る町のようだ!、、、、、外観で特徴的なのは、「野面積み」という石垣の造り方である。 これは自然のままの石をほとんど加工せず、石の形を活かして積み、隙間が生まれやすい石と石の間を間詰め石という小石で埋めて安定させるというもので、初期の城郭に見られる簡易な石垣の造り方である。、、、、、丸岡城は昭和9年(1934)に国宝に指定されたが、昭和23年(1948)の福井大震災で倒壊し、昭和25年(1950)重要文化財に指定された。 その後昭和30年(1955)に修復再建された。 小さな城だが風格がある!
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・・・・・・・・・・ 丸岡城は二層三階なので城内の階段を2回上り下りする必要があるが、この階段の急勾配ぶりは現存天守の中で一番です。 1階から2階への階段は勾配65度で、2階から3階への階段の勾配は67度もあり、“階段”というより“梯子”という感じだ! 危険なので、手摺の他にロープも付いている。 年寄・女性は階段を見てあきらめるかも?、、、、、さらに一番危険なのは、城内の階段よりも城の出入りに石垣を上り下りする階段で、この階段(石段)は、段差もバラバラで足元注意が必要、さらに手摺がないから摑まるものがないので要注意! 年配のご夫婦がこの階段を見て城内に入るのをあきらめていた、残念ですね!
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● 丸岡城から再びバスに揺られて40分、福井市の東、四方を山に囲まれた深山幽谷の地に曹洞宗大本山の永平寺がある。 永平寺は山号を吉祥山と称し、寛元2年(1244)に道元禅師によって開かれた座禅修行の道場である(現在、百人ほどの雲水が修行をしているそうだ )。 本尊は釈迦如来・弥勒仏・阿弥陀如来の三世仏である。 永平寺には大小70棟余りの建物が並んでいるが、一般の人が拝観できるのは、法堂、仏殿、僧堂、庫院、山門、東司、浴室の七堂伽藍を中心とするエリアである。 主要な建物19棟は国の重要文化財。

・・・・・・・・・・ バス停から永平寺まで参道がある
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・・・・・・・・・・ 通用門で拝観料を払い、昭和46年(1971)に建てられた地上5階地下1階の宿泊研修施設「吉祥閣」(飛島建設施工)で、スリッパに履き替える。
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・・・・・・・・・・ 「
傘松閣(さんしょうかく)」は、昭和5年(1930)の二祖国師・孤雲懐奘650回忌を記念して建築された。 2階に156畳敷きの大広間があり、折上格天井にはめ込まれた花鳥彩色画230枚の天井画は小室翠雲ら計144名の画家によって描かれた。 参拝者へのもてなしの間として作られた部屋である。
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・・・・・・・・・・「山門」は七堂伽藍の中で最も古い寛延2年(1749)の造立、約300年前の建物だ! 修行僧が毎日楼上に登り、お経をあげているとのこと。
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・・・・・・・・・・ 主要な建物が階段・回廊でつながれ、走って通り抜ける修行僧もいた。 床は磨かれピッカピカ、滑って転んで危ないかも?
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・・・・・・・・・・ 明治35年(1902)に改築された「僧堂」。 正面には「雲堂」の額が掛けられている。 堂内中央には智慧の象徴である文殊菩薩が安置されている。
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・・・・・・・・・・ 明治35年(1902)に改築された「仏殿」。 中央に曹洞宗の本尊であるお釈迦様が祀られている。 像は三体あり、向かって右側からそれぞれ過去・現在・未来の三世を現わしている。
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・・・・・・・・・・ 山の斜面に配されている七堂伽藍、その最も高い位置に「
法堂(はっとう)」がある。 天保14年(1843)の建築。 本尊として平安時代作の聖観音像を安置する。 天井から中国宋代の形式を伝える大型の八葉蓮華鏡が吊るされている。、、、、、朝のおつとめなど、各種法要はが行われる処。 下からここまで上がってくるだけで疲れる、さらに、おつとめする修行僧には、ご苦労様だ!20251023120957
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・・・・・・・・・・ 永平寺の参拝を終え、帰りは土産物屋、蕎麦屋の並ぶ門前通りを歩いてバス停に向かう。、、、、、途中の店で、永平寺蕎麦、ごま豆腐を味わう、おいしかった!
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● 福井駅は明治29年(1896)7月15日に官設鉄道の北陸線として敦賀駅~福井駅間が開業した際に一般駅として開業した。、、、、、現在は、西日本旅客鉄道(JR西日本)・ハピラインふくい・えちぜん鉄道の駅である。、、、、、新幹線は県庁所在地の駅であるにもかかわらず、通過線や待避線のない島式ホーム1面2線のみの小規模な駅である。 チョイと可哀そう!
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2025年10月22日 (水)

一日目は東尋坊と三国

10月20日は上皇后陛下の誕生日、翌21日は私の誕生日。 一週間ほど前、夫婦で私の誕生日に『カニを食べに行こう!』と話しがまとまった。 早速、どこへ食べに行こうかと話すうちに、『日本海側、越前ガニ、温泉』とキーワードが並び、結局、芦原温泉に行こうと決めた。 ネットで宿を検索し、21日はどこも満室。 22日なら空室があり、迷わず予約。、、、、、宿が決まれば、新幹線往復の予約もどうにかできたが、観光地の行先は東尋坊と永平寺の2か所だけ決めて。 出発進行!



● 東京から3時間10分、時刻は10時半、北陸新幹線の芦原温泉駅(あわらおんせんえき、JR西日本)で下車する。 新しい新幹線駅は綺麗な駅舎であるが、最速特急「かがやき」の停車駅である金沢、福井に比べると、新幹線の各駅停車「つるぎ」しか停まらない芦原温泉駅は閑散としている。
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・・・・・・・・・・ 年寄二人の気まま旅で、最寄りの交通機関・観光地など下調べせずにやって来た。 頼りにするのは現地の観光案内所。 駅の売店横にある小さな観光案内所に行くと、女性が一人座ってた。 『今日は東尋坊、明日は永平寺に行きたいのです。 今夜の宿は芦原温泉に予約してます。 さて、どのように行ったらよいか教えてください。』 応えは『今日はここからバスで東尋坊に行って帰りに三国の古い町を歩き、芦原温泉に行かれたら良いです。 明日は、温泉の送迎バスで芦原温泉駅まで送ってもらい、駅からバスで丸岡城、永平寺と観て福井駅に出られたらよいでしょう。 このコースで利用できるバスのフリー切符もありますよ!』 地図にマーカーで示し、時刻表もくれ、親切丁寧なる対応、ありがとうございます。 東京を出るときは、三国の町、丸岡城は話題にもでず、楽しそうなコースを紹介してもらった。 案内所の女性に感謝!
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● 芦原温泉駅からバスで約40分、自殺の名所(?)東尋坊に着いた。 バス停から岩場までの約300mは、両側に海鮮丼などを食べさせる食事処、土産物を売る店が並び、呼び込みするお姐さん(?)もいる。 なんとなく懐かしさを感じ、中高校生時代の修学旅行を思い出した。
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・・・・・・・・・・ 絶壁に日本海の荒波が打ち寄せる景色で知られる、国指定名勝「東尋坊とうじんぼう )」。 日本海に面した海食崖で、険しい岩壁が約1㎞にわたり続き、最も高い場所で約25mの垂直の崖がある。 東尋坊を構成する岩は、輝石安山岩の柱状節理で、これほどの規模を持つものは世界に3ヶ所だけであり、地質学的に極めて貴重とされている。、、、、、地名「東尋坊」の由来は、乱暴あるいは恋愛関係で恨みを買って此処から突き落とされたの僧の名前による。、、、、、『自己責任』でお任せなのか、崖上の岩場には柵がなく、行こうと思えば崖上の先端から飛び降りることができる。 まだ長生きしたい私は、先端に行って足を滑らしたら大変、まだ死にたくない!
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・・・・・・・・・・ 東尋坊を目に焼き付けた後は、イカ、サザエ、ホタテ、ハマグリを焼いてもらい、旅の味を堪能する。 美味い!
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● 東尋坊から三国港駅まで約30分の歩き。 三国港駅(みくにみなとえき)は、えちぜん鉄道三国芦原線の駅で同線の終着駅である。 もともと三国港(みくにこう)の貨物取り扱いの駅として、鉄道院によって既設の三国駅より三国線を海岸へ延伸することで大正2年(1913)に設置された。 昭和2年(1927)一般駅となり、旅客取り扱い営業が開始された。 昭和19年(1944)三国港駅は国鉄から京福電気鉄道に貸与された。、、、、、駅舎・ホームは線路の北(市街地)側に設置されている。 単式ホーム1面1線の地上駅である。 1日平均の乗車人員は130人前後と少ない。、、、、、今は乗降客も少なく静かな無人の終着駅である。 映画のワンシーンとなるような情景で趣があるね!
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・・・・・・・・・・ 三国港駅の手前(東側100m程)に、煉瓦造りの小さなアーチ橋が架かっている。 大正2年(1913)から100年以上に渡って使われている橋で、国の登録有形文化財「眼鏡橋」だ。 橋上の道路と線路が直角でなく、斜め60度で交差しているのが特徴。 このため、トンネル上部のアーチ部分では、煉瓦がねじるような形で積まれています。 この技法を「ねじりまんぽ」と言うそうだ。
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● 三国の町の古い建物が残る通り「出村町並み」、「三国湊きたまえ通り」などを歩いてきた。 伝統的建造物群保存地区には指定されていないが、その昔を忍ばせる情緒ある通り。
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・・・・・・・・・・ 町中に残る、三国町随一の豪商森田家が創業した森田銀行本店の建物(登録有形文化財)。 大正9年(1920)に本店として落成されたこの建物は、近年まで福井銀行三国支店として営業されていた。 しかし建物の老朽化にともない三国町の所有となり詳細な調査を踏まえ復元保工事が行われ、平成11年(1999)に三国町の文化遺産としてオープンした。、、、、、内部も見学でき、当時の建物の意匠を楽しむことができる。
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● 東尋坊、三国の町を歩き見て疲れた! 今宵の宿は、三日前に藤井聡太竜王と佐々木勇気八段の竜王戦第2局(藤井竜王の勝ち)が行われた、芦原温泉の「美松」。、、、、、私達夫婦は、のんびり・ゆったり・湯につかり・疲れ癒して・カニを味わい・おやすみなさい!
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